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よこすか
2007年11月11日(日) 22:30
横須賀美術館にいってきまひた。

なぜなら、こないだふとしたご縁で出会った古着物アロハなどを制作されてる女社長さんから
「私の持ってるハンス・ベルメールの作品が展示されてる」
との恐ろしくセレブな話をさらっと聞いてしまったから。

チケットも頂いたし・・・知り合いが美術館に展示されちゃう位の作品を所蔵してるつうのは初めてのことなので、見てみたいと思って、友人も連れだって
いってみました。

当日は結構な雨だったので、海沿いと言う事もあって、美術館周辺は暴風がふきすさび、友達のビニ傘は大破。
天気が良ければ最高のロケーションなんだけどねえ・・・なんて話しながらも、まずはランチにしようと言う事でミュージアムカフェへ。

と、思ったら・・・
入り口にいた店長っぽい人が、
「14時までご予約のお客様がいます」とな。
しょうがないからお腹を空かせながらも先に美術鑑賞することに。


展示内容は「澁澤龍彦展」。
画家ではないけど、美術評論家や作家など多彩で、当時のヨーロッパの美術などを日本に紹介して、日本の美術界に大きな影響を与えた人らしい。
その人に関連する美術などを展示した作品展だったので、かなり沢山のジャンルと作家の作品を見ることができました。

感想としては・・・・・・
あいぼ自身の好みとは正直ハマッてはいなかったけど、やっぱり人それぞれ好みに違いがあって、賞賛するものはひとくくりにはできないもんなんだなあ、と感じました。
澁澤さんはどちらかというと人間の陰の部分というか、表面的に見ると、「鬱屈した嗜好がそのままアートに繋がってる」ような作品を好んでいたらしく・・・作品といって良いのか?これは果たして美術と呼んで良いのか?
そんな感じの作品を賞賛していたので、「これはただのわいせつな物にすぎない」として社会からバッシングをうけたりもしたみたいです。


簡単にいうと、「ちょっと・・・この人の脳みその中どうなってんの??危なくない??大丈夫?」的なアートですな。


でもまあ、受け取り方は人それぞれですからなぁ。

私は自分で言うのもなんですが、あんまり難しい事は考えられないタイプの人間なので、こういう美術は「嫌い」ではないけど、ちょっと自分では作れないかなぁ・・・と思いました。


もうひとつ、感じた事。
写真で、澁澤さんの住んでた家の中の写真がありました。
その中を見ると・・・やっぱり家ってその人の趣味がそのままわかるんだなって感じで、かなり偏った、こだわった雰囲気を感じました。
そこら中がレトロなヨーロッパ風の家具や小物が並んでるんです。
えんじ色のベロアの布の張られたこげ茶色の椅子とか。
耽美な感じというか・・・

人の趣味って人それぞれだなぁ。
私の趣味とは全然ちがってる。
でも、ここまで自分の好きなものでかこまれた家を作れたら、幸せだろうなあ。
私だったら、和な小物や家具だな、なんて想像してました。

どうやら時代的に、横尾忠則と同年代みたいで親交があったらしいので・・・特異なものを好み、生み出す時代だったのかな?って感じがしました。

私の好きな暗黒舞踏の土方巽や大野一雄の写真もありました。
そのほかにも、聞いた事のある日本人画家の名前がそこら中にでてきました。
それを見ていて、やっぱり芸術の世界は狭いんだなあと改めて感じました。
同じ時代を生きる芸術家同士は、ジャンルは違くても、お互いに繋がっていて影響しあってるんだなぁ。

そんな感じで、
その時代に思いを馳せてみたり。
聞いた事のない技法に興味を抱いてみたり。
キレイな色使いを見つけては、自分の作品作りのネタとして観察しようと、普通の人は見ないであろうありえない角度で、壁際から接近して見てみたり。

色々勉強になりましたとさ。

そして小休憩ということでミュージアムカフェでランチを食べようとしてさっきのカフェに戻る。

そしたらまたもやさっきの店長っぽい人が
「ご予約はされてますか?」
とか言ってきた。
え?と思ってたら・・・続けざまに
「ご予約されていない方ですと1時間位お待ち頂くことになりますが」
と、しゃあしゃあと無表情でのたまいやがった。
はあ??と、さすがの温厚なあいぼちゃんもこれにはすかさずぷっつんきて、
「そんなのきいてませんけど」
と、食ってかかってしまいました。

だって、このおっさん接客態度がなってないんだもん。
申し訳ございませんの一言もなけりゃあ、そのようなそぶりも一切ありゃしない。
こんな男、サービス業失格だい!!
そもそも、こんな海沿いで、周り見まわしても店も何もない地域なんだから、美術館来た人はこのカフェに立ち寄ることなんざ一目瞭然。
だったら、来た客全員に「込み合いますので前もってご予約をお願いしております。美術館を出られる時間帯を予測してご予約いただけますか?」と一声かけるべきだろうよ。
もっとお客のことを考えろっつの。

サービス業経験者としては、信じられない接客態度に終始キレっぱなしでした。
一応、店の名刺は貰ったから、その気になれば本部とかにクレームの電話しちゃうぜぃ。
小娘だと思ってなめてんじゃねえぞ。覚えとけよコラ。


・・・あ。

すみません。とりみだしちゃいました☆

まあ、そんな感じですので、横須賀美術館のミュージアムカフェの店長っぽい地黒で黒髪でセンター分けで顔の濃い、昔の俳優にいそうな顔の男には要注意!!

そんなこんなで、結局1時間とか言ってたクセに10分後にカフェに入り、食事を済ませ(他の店員さんは皆良い感じでした)、
ランチセットでみんながワインを頼んだので、私もそれに合わせてキールを頼んでしまい・・・飲みました。
昼からお酒なんて、な〜んかセレブだねえ!!なんて喜んでみちゃったりして。


そして、


所蔵品展を見にまた美術館に入ったのですが・・・





あれ?なんかさっきと違う。



なんか、視野が狭い・・・。
そして、視界が暗くなってる・・・・
作品が、良く見えない・・・・・
集中力がなくなってて、鑑賞どころではないなぁ・・・


美術館の鑑賞途中では酒はのむべきではない、と言う事を身をもって思い知りました。
そしてほろ酔いで美術館を後にしました。


ほろ酔いながらも、思いがけず所蔵品展で安井曽太郎と岡鹿ノ助と小出楢重の作品が見れて嬉しかったです。


そんなこんなで、久々にゆっくり美術鑑賞をできて、充実した1日でした☆


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